中泊へ釣行⑦

2011(H23)年12月29日(木曜日)      満潮09:22 干潮14:59 月齢4.4(中潮) イサキほか五目狙い


28日(水)20時00分小松島発。29日(日)3時15分中泊港着、車中にて仮眠。

6時45分、ひので渡船にて中泊港出港。7時すぎデッパリに到着。我ら3人と他のグループ2人計5人で渡礁する。込み潮が流れている。事前の情報では各磯でグレが釣れている。デッパリでも釣れるだろうが他のグループと一緒ではフカセをする訳にはいかない。カゴ仕掛けであるが浅めのグレ仕様とした。釣り始めると他のグループのカゴにさっそくグレが上がった。こうなると迷道に入ってしまう。タイ仕様の深い仕掛けにグレが釣れ、グレ仕様の浅く軽い小生の仕掛けには反応がない。このままにするか、深い仕掛けに変更するか?経験から言えるのだが迷うとよくない。えてして逆を選択してしまうものだ。我らの2人にもグレやイサキがきた。北西風も強くなってやっと決心して重く深い仕掛けに変更した。11時ごろ潮止まり近くになって小生にもイサキを2枚ゲット。

11時すぎから引潮が流れ始める。小生にとってこの引潮を釣るのはむつかしい。まず第1に、仕掛けを投入することがむつかしい。思い切り竿を振ると付け餌が千切れそうだしハリが岩にかかりパシィとハリス切れすることもしばしば。かといって付け餌をカゴに隠すと投入後本線に絡むこともある。絡んでいやしないかと心配するのがイヤなのだ。第2にたいへん深くしないといけない。こうなるとカゴからコマセを放出することがむつかしい。もちろん、1人で釣っているのなら訳ないが大勢で並んで釣っていると竿の操作もままならない。第3に取り込みがむつかしい。ポイントが遠くて深いため手前に来るまでに魚を海面近くまで上げきれない。こうなると張り出している根にハリスを切られてしまう。

しかし、引潮はデッパリでの本命潮なのである。いつかは攻略したいと思って通っているがいつも返り討ちだ。今日もその予感がする。本格的な引潮になってからいっこうにアタリがない。きっともっと深くしないといけないのだろう。釣友2人はタイやらイサキやらを順調に釣っている。おまけに、umさんに大当たりがあってハマチを取り込んだ。ハマチはまだ磯に付いていないとのことであったがさすがである。小生にも大当たりがありドキドキしながら取り込んだのは大きなブダイ、投入箇所が近いのであろうか。

写真を撮ることもせず、自身の未熟さに怒り・腹たち、風が強いのを悔やみ、そねみ・妬み、迷いにとらわれた自身そのもののような一日であった。

ATさん タイ1、グレ1、イサキ4
UMさん タイ1、グレ1、イサキ3、ハマチ1
wa   イサキ2