中泊へ釣行(2)

2012(H24)年2月25日(土曜日)
干潮7:55 満潮14:00 月齢3.2(中潮) ハマチ狙い


24日(金)20時30分小松島発。25日(土)3時00分中泊港着、民宿「ひので」にて仮眠。短時間ではあるが足を延ばして眠れるのが嬉しい。
6時30分、ひので渡船にて中泊港出港。7時前デッパリ前に到着。磯を見ると波が洗っている、今日も厳しい釣りになりそうだ。しかしその前に他の渡船が1隻いるのでジャンケンに勝たなくてはいけない。いつもどおりATさんがジャンケンに勝って3人でデッパリに渡礁。エサバッカンに海水を浸す間にも足元を波が洗っていく、用心しなければ。込み潮が急流のごとく流れていく。北風も強い。はやる気持ちで投入するもあっという間に仕掛けが流れてしまう。マキエの拡散する流れの中央はあきらめて今度は左側からの引かれ潮との合流点を狙う。ウキがすっぽりと沈んでゴリ巻きで抜き上げると50cm程度のヤズ。再度投入してヤズのあたりがあって磯の手前まで巻き上げているのになかなか上がってこない。見るとイキツキからの仕掛けとからまっている。「まったくなんて奴らだ。こんなところまで仕掛けを流すなんて。そもそもここまで流したのではたとえ釣ったとしても魚を取り込めないではないか。」などとぶつくさ言っていると急に軽くなってハリハズレ。その後、イキツキからは流してこなくなった。結局10時までの込み潮で5枚のヤズを釣り上げた。


引潮に替わるころから北風がますます強くなって5号竿が重くて振ることもままならない。反転カゴは飛ばす前に何度もひっくり返るし、付け餌はクルクル廻って千切れてしまう。身体が強風にあおられてヨロヨロしてしまう。それでも引潮で何とか釣りたいと思い投擲を繰り返すが一向に当たりはなく忘れたころにイサキが抵抗もなく上がってきた。12時以降白波が立ち、あまりの強風に興味もそがれ休憩してそのまま納竿にした。

今年の中泊にはハマチは回遊しないのだろうか?デッパリに渡礁しはじめてから十数年が経過するが回遊しなかったシーズンは一度とてない。年末には70cmオーバーのハマチが回り、時にはヒラマサも回遊してきた。今頃だと青物釣りの最盛期のハズだが今年は一向にその気配もない。このまま回遊することなく過ぎてしまうのだろうか?


ATさん    ヤズ4
UMさん   ヤズ5
WA        ヤズ5  イサキ1